こんにちわ、のんちゃんです。
うちの奥さんもそろそろ産休に入る時期になってきました。 奥さんの働いている園では、産休中の給料は特に支払われないとのことでしたので、そこで物調べの僕の出番です。 産休中に利用する出産手当金について調べてみました。
出産手当金では、いただいているお給料やもらえる日数によって、もらえる額が変わってきます。 予定日より早く生まれたら? それとも遅く生まれたら? そこで、今回は①予定日通り生まれた場合 ②予定日より早く生まれた場合 ③予定日を過ぎて生まれた場合でもらえる手当の金額を考えてみました。 ※情報は2016年2月現在のものです。 今後改正される可能性がありますのでご注意ください。
もくじ
出産手当金の支給額について
出産手当金は、健康保険に加入している方が産休に入った時に、会社から給料をもらえないときに支給されます。
基本的には出産日を含む産前42日、産後56日の計98日間に対して出産手当は支給されます。 多胎出産、つまりは双子の出産などの場合は、産前の期間が98日になるので、計154日間になります。 しかし、予定日通りに出産した場合はこの通りになりますが、出産日が早まってしまったり、遅くなってしまうことはよくありますよね。 その場合は、表のとおり産前の期間が変動して支給期間を調節します。
具体的な支給額の計算
出産手当金は、会社でもらっていた給料から一日当たりの金額を出して、それを支給日数と掛けます。
月額給料は、普段会社からいただいている給料から計算されます。 中身は通勤・残業などをはじめいろいろな手当が含まていますので、ほぼ実際の総支給額をもとに計算されます。 それを30日分として割ると、日額給料が出てきます。 日額給料の3分の2が、実際支給される1日分の額になります。
出産日によって支給日数は変わってきますが、通常の98日分だと、表のようになります。
※平成28年4月から、標準報酬月額の計算期間が変わりました。
出産日別の支給日数の違い
ここでは、出産日と予定日のずれによって、支給日数と支給額がどう変わっていくのかを考えてみます。
例:出産予定日が2016年4月20日、月額給料¥200,000の方の場合
①出産予定日に出産した場合
予定日通りに生まれていますので、特別増える手続きはありません。 出産日を含めた総支給日数は98日、出産手当金の総額は約¥435,806になります。
②出産予定日より5日早く出産した場合
出産日が4月15日になったため、産前の開始日は5日早まって、3月5日からになります。 産後に関しても、同じく5日早まって6月10日になります。 lこれは申請上の形になりますので、総支給日数は変わらず98日、総支給額は約¥435,806になります。
また、出産前に出産手当の申請をされていた場合は、予定日とずれたことを変更届として届け出ることが必要になってきます。
③出産予定日より5日過ぎて出産した場合
出産予定日を過ぎての出産では、産前の日にちは変わりません。 予定日と出産日が伸びた分、産前の日数が増えていきますので、この場合は産前はトータルで47日になります。 産後に関しては、日数は変わりませんが、終わる日にちが5日延びて6月20日に変わります。 トータルの総支給日数は103日、総支給額は約¥458,041になります。
また、この場合でも、出産前に出産手当の申請をされていた方は、予定日とのずれを届け出ることが必要になります。
まとめ
出産手当では、予定日通り・もしくは予定日より早く出産した場合でも、変わらない日数の手当を支給していただけます。 仮に出産日が予定日より後になったとしても、その日数分をプラスで計算してくれるので安心ですね。 僕自身も不安な点でしたのでほっとしました。 制度の中でこういった点での心配を解消していただけることはとても素晴らしいことだと思います。 お金のことも大事ですが、何よりも元気で無事に生まれてくれることが一番なのですがね。 いつ生まれてきても大丈夫なように、しっかりと準備していきたいと思います。 ではでは。
※自分が出産手当金の対象かどうか、また、退職する際に支給対象になるには注意点があります。
関連記事:産休中の働くママのお助け制度!出産手当金とは?自分が対象かの確認方法
※出産手当の申請は、会社や医師にお願いする書類もありますので、産前から準備をしておくととてもスムーズです。
関連記事:申請の仕方はどうするの?出産手当金の手順を産前、産後の時期にわけて紹介
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