自治体によって内容が違う?乳幼児医療費助成制度には出産後すぐに申請すべき

乳幼児医療費助成制度

こんにちわ、のんちゃんです。

赤ちゃんはよくお熱を出したり、具合が悪くなったりと、病院のお世話になることが多いですよね。 僕自身保育士をしていた時にも、小さい子はよく日中にお母さん方に電話をして迎えに来ていただいていました。 そんな医療費がかさむ頃に安心な制度として、乳幼児医療費助成制度というものがあります。 お子さんが生まれた際には、忘れず申請しておきましょうね。 では、詳しく制度の内容を説明していきます。 ※情報は2016年2月現在のものです。 今後改正される可能性がありますのでご注意ください。

乳幼児医療費助成制度というのは、お子さんが病院で治療や薬を処方していただいた際に、その医療費を一部または全部助成してくれるものです。 小さいうちは、ちょっとした気温の変化や、出先で病気をもらってくることが多々ありますので、かなりの回数お世話になる子と思います。

もくじ

乳幼児医療費助成制度とは?

乳幼児医療費助成制度とは?
condesign / Pixabay

対象のお子さんは?

基本的には健康保険、国民健康保険に加入しているお子さんが対象になります。 なので、出産後にはできる限り早めに保険加入先の社会保険事務所や勤務先、市町村役場に届け出をしてお子さんの保険証を作っておきましょう。 

お子さんの年齢については、各自治体によって、カバーされる幅が違ってきますので、お住いの自治体のホームページを見て確認することが必要です。 主に小さい子は通院と入院が、それ以降は入院のみが助成されます。 また、所得制限を設けている自治体もありますので、自分が支給対象なのかどうかも気になるところですね。

助成される内容は?

簡単に仕分けすると、「病気」についての治療は対象で、「病気の予防」については対象外になります。

  • 助成対象…風邪をひいた時の診察代や薬代など
  • 助成対象外…健康診断、予防接種、薬の容器代、差額ベッド代、入院した時のご飯代、その他別な制度で助成されるもの

この範囲も、各自治体で範囲が違いますので、自分の場合を確認しておきましょう。

実際病院での支払いはどうなる?

実際の病院での対応は、大きく分けて2種類あります。

  1. その場でお金を払わずに治療を受けれる(現物給付
  2. 一旦その場でお金を支払い、後日申請して振り込まれる(償還払い

1の場合は手続きもなく、お母さん方の負担が少ないものになりますが、治療の種類の制限や、医療証を忘れた時などには2の償還払いになることもあります。 

助成のされ方や、その金額の範囲は、各自治体で様々です。 自己負担額がある場合もあれば、全額助成してもらえる場合もあり、入院時の治療費に限度額を定めているところもあります。 助成の範囲と、その金額をしっかりと把握しておきましょう。

申請に必要なものは?

市町村役場での申請
By: Kiyonobu Ito

申請には、以下のものをそろえて各市町村役場で行います。

  • 申請書
  • お子さんの保険証
  • 保護者名義の口座
  • 所得証明書(所得制限がある場合)

お子さんの保険証は、発行に時間が必要になりますので、できる限り早めに会社や市町村役場などに申請しておきましょう。 口座は、償還払いの際に返還金を振り込んでいただくものです。 所得制限がある自治体だと、所得証明書を請求されることもあります。 

申請のポイント

・産前に自治体に確認する

各自治体によって、助成の内容はさまざまです。 また、お子さんが生まれた時には、共に過ごす時間が多く、なかなか手続きをするのも大変になります。 産前の時間がある時に内容を確認しておいて、申請書など必要なものを少しずつ準備していきましょう。

・出産後、早めにお子さんの保険証を申請する

乳幼児医療費助成制度の申請は、お子さんの保険証待ちになってしまうことがあります。 自治体の中には、一旦申請を通して、後日保険証を提示しても良いところもありますが、早めに準備しておくのが安心です。 

医療費の助成についても、申請前のものをさかのぼって助成してくれる場合もあれば、申請後からのみ助成している場合もあり様々です。 出産後~申請中に病気にならないとも限りませんので、備えはしておきましょう。

まとめ

乳幼児医療費助成制度は、病気になりがちなお子さんの小さいうちの医療費を手助けしてくれるとても助かる制度です。 申請の準備に時間が必要になりますので、前もって準備しておいて、いざお子さんが病気になった時に困らないようにしておきましょうね。 ではでは。

※産休~出産にかけて、申請しておくと便利な制度がたくさんあります。

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