こんにちわ、のんちゃんです。
「お母さん、ありがとう。」
子ども達の日々の感謝の気持ちを伝えるイベント、通称「母の日」。
僕は小さい子たちが周りに感謝の気持ちを伝えることにとても感動してしまいますので、母の日の存在大変すばらしいものだと思っているのですが、世の中の大人は腐っているので意味をはき違えております。
特に今回は、保育園で母の日制作を何個も作らせている歪んだ保育園を取り上げてみました。
そもそも母の日とは?
母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。
調べてみても、母の日の意味はその名の通り、普段お世話になっているお母さんに対して感謝の気持ちを表現する日です。
保育園に通っている小さい子ども達は、まだ自分の気持ちをうまく表現できないこともあって、園で手紙や似顔絵なんかの制作物を作ってプレゼントします。
この行為自体は僕大好きです!
ただ~し、ここからは歪んだ大人の余計な都合をご紹介します。ホント嫌いです。
商売に利用する大手デパート、ショッピングモール
保育園で仕事をしていると、くるわくるわ「母の日制作」の依頼!
いずれも大手デパートやショッピングモールからのものです。
「子ども達の母の日制作を、ぜひうちの店舗に飾らせていただけないでしょうか?」
いや、それ客引きでしょ?!!
どう考えても、子どもの絵が飾ってる→家族そろって絵を見に来る→来たついでに何か買って帰る を狙っているじゃありませんか!
家族連れの家庭は消費活動が活発ですからねえ~わからないではありませんが…
それでも狙いが見え見えなので僕は嫌いですけどね!というかセンスがない。
ちなみに子ども達は絵や作品を展示した場合、ノートやクレヨンなどのプレゼントがもらえることもあります。
まあ「母の日」イベントを利用して稼いだ利益からすると微々たるものでしょうが…
依頼を片っ端から受け入れるダメ園
100歩譲って、商売なのでイベント活用しようとする側の気持ちはわからないでもないです。
しかし、その依頼なんで全部受けるの?!!
そりゃあ保育園としたら、いろんなお店に顔が売れますしいい事なのかもしれません。
しかし、保育園の先生方は負担マックスで超ご不満です!!
そもそも母の日制作って、お母さんに向けて作るものでしょ?
それを何で何個も作るの??お母さん一人ですよ?
実際に作品を作る際には、先生方は四苦八苦していろんなアイディアを考えています。
しかし、何個も「母の日制作」を作ることで、一つ一つの作品に使える手法やアイディアは分散しますし、それにかけれる時間も少なくなってしまうので、要は作品自体のクオリティも下がってきます。
最もデメリットをこうむるのは子ども達です。
とにかく4月のバタバタしている時期に何度もお母さんの作品を作る毎日…
一生懸命作っても、制作するのに時間がかかる子は遊ぶ時間を削って作業をする始末。
これはもう…「母への感謝」とかじゃあないですよ、保育園のメンツのために、ひいてはデパート、ショッピングモールの売上のために働かされてるんです。
しかも報酬はクレヨン、ノートなどの備品…そりゃないでしょ?
本質に戻ろう、お母さんへの感謝に
間違いなく「母の日」イベントは子ども達にとって感謝の気落ちを表現するとても大切な日です。
感謝?何それ美味しいの?くらいの子も形から表現する方法を知ることで、お母さんの存在のありがたみを再確認できますしね。
だから、それだけでいいんです!他のものはいりませんよ!
大事なものは何ですか?もう一度よく考えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
保育園で母の日制作を何個も作ってくる場合は、わけわからないものが絡んでいることがあるので注意が必要です。
大切な事は子ども達がお母さんへ感謝の気持ちを伝えること、そのためにたくさんの作品制作は不要です。
全ての園がこうではないと思いますが、心当たりのある方は悔い改めて下さいませ。
僕も同じことをしてしまった過去もあります、バカでした、反省。
ではでは。
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