こんにちわ、のんちゃんです。
おむつのサイズって、どういうときに変えていけばいいのかよくわかりませんよね。 おむつのパッケージに書いてある体重を目安にするのか、それとも実際にお子さんが使用している様子を見て変えればいいのか? 実際のところは、おむつのサイズを変える際にはたくさんの重視するポイントがあります。 なぜなら、子ども達の成長や発達はそれぞれ違い、一人一人に合ったものを選ぶ必要があるためです。 それぞれどのような点を重視していけばよいのかをまとめました。
おむつは出産直後から、トイレトレーニングが終わる3~4歳ごろまでお世話になりますので、お子さんに合ったものを選んであげたいですよね。 今回は、おむつの許容体重や年齢、お子さんの体の状態などに合わせたサイズの選び方をご紹介していきます。 ※情報は2016年2月現在のものです。 今後変動していく可能性がありますのでご了承ください。
もくじ
おむつサイズのメーカーの目安
おむつのサイズは、新生児用、S、M、L、ビッグサイズなどに分かれて販売されています。 メーカーでは、主に赤ちゃんの体重を目安にして、それぞれのおむつのサイズわけをしています。 体重の区切りは各メーカーごとに違います。

国内で販売されている主なおむつメーカー(①パンパース ②メリーズ ③ムーニー ④グーン ⑤ゲンキ)の適用体重になります。 各サイズごとの体重は同じような数値帯になっていますね。
メーカーごとに、新生児の低体重児用から30kg超まで使用できるサイズまで様々あります。 ただ、これを見ただけでは、お子さんがどのくらいの時期にどのサイズを使用したらいいのかよくわかりませんよね。

先日いただいた母子手帳の中にも記載されていますが、乳児の身体の発育曲線という資料がありましたので、これをもとに0歳~6歳までの体重の推移を見てみます。 ※この発育曲線は、平成22年の調査のものです。

おむつのサイズを表の6歳までの使用範囲で使える期間を考えると
- 新生児用サイズ…約3か月間(0歳~0歳3か月)
- Sサイズ…約11か月間(0歳1か月~1歳)
- Mサイズ…約1年10か月間(0歳2か月~2歳)
- Lサイズ…約3年5か月(0歳7か月~4歳)
- ビッグサイズ…約4年6か月(1歳6か月~6歳)
- ビッグサイズ 大…約3年(3歳~6歳)
- ビッグサイズ 特大…約1年(5歳~6歳)
新生児用のものは、他と比べて使用できる期間が極端に少ないですね。 これは、赤ちゃんが大きくなるスピードが、はじめの3~5か月がとりわけ早いためです。 その後は緩やかに成長していきますので、それぞれのサイズの使用期間も軒並み長期間になっています。
ただ、実際のところはお子さん一人一人の成長の速度も違えば、同じ体重でも細身だったりと、数値だけではおむつのサイズは決められませんよね。 そこで、おむつのサイズアップの目安をいろんな視点からご紹介していきたいと思います。
おむつサイズの替え時の目安3点
・体型の変化
おむつに記載されている体重の範囲であっても、身長があってブカブカだったり、逆におなかにおむつのギャザーが食い込んで苦しかったりすることがあります。
ブカブカだと横から漏れてしまうし、窮屈だと赤ちゃんの機嫌も悪く、おむつを交換するのにも着脱が大変になりますよね。
そのような影響が出て来たら、おむつのサイズを変えるタイミングです。 その時の赤ちゃんの体型を考慮して、ちょうどいいものを選んであげましょう。
・便の変化
はじめのうちはミルクを飲む量も少なかったのが、徐々に増え始めていくと、1回で出るおしっこの量も増えてきます。 その際はより給水力が高いものに変えてあげましょう。
また、 初期のおむつは新生児のゆるい便を逃さない作りになっていますが、成長と共に離乳食を食べ始めると、大人の便に少しずつ近づいてきます。 今後運動量も増えていきますので、それをふまえて次のおむつに変えていきましょう。
・成長度合いの変化
成長するうちに、ハイハイやつかまり立ちをし、行動範囲も増えていきます。 そうなるとお子さんも遊びたいので、以前のようにゆったりとおむつ交換ができなくなってしまいますよね。
また、運動量が増えると、動いた拍子におむつがずれたりはずれたりして、そこから漏れてしまうこともあります。 そんな時には、テープタイプであればパンツタイプに変更してみるなど、親御さんが替えやすいという意味でもちょうどいいものを選んでいきましょう。
おむつに関してのお子さんとの触れ合い

うちの夫婦は二人とも保育士をしているので、おむつ交換はもちろんの事、お子さんがサイズを変更する場面をたくさん見てきました。
ある年、A君という男の子と関わりました。
A君と僕は、おむつを卒業する2歳児のクラスで関わっていたのですが、お母さんはお子さんが小さいころから語り掛けるのが大好きで、A君もとてもお話し好きな子でした。 ただ、なかなかトイレトレーニングがうまくいかず、同じ誕生月の子がどんどん布パンツになっていき、そのことをお母さんも気にかけていました。
そんな中、たまたまタイミングがあって、僕ともう一人の先生がA君がトイレで初めておしっこを上手にできるところを見ることが出来ました。 その場でA君をたくさん褒めてあげ、その後帰りにお母さんにもお伝えしました。 お母さんはとても喜んで、A君をたくさん褒め、その日は帰りました。
その次の日、A君は初めてトレーニングパンツを保育園に持ってきました。 A君にお話しを聞くと、「お家でお母さんにおしっこ上手にできたからもっていってもいいよって言われた」と嬉しそうに教えてくれました。
その後のA君の成長ぶりはとても早く、以降ほとんど失敗することもなく、行きたがらなかったトイレに自分からお話をしていくようにまでなりました。
A君にとって、お母さんが成長を喜んでくれることはとても嬉しいことだったと思います。 そしてそのことが、彼の自信につながったことは言うまでもありません。 おむつのサイズアップに関しても、小さなことかもしれませんが、お子さんの成長のあかしです。 心からお子さんが大きくなったことを喜び、それを伝えることで、子ども達にとって大きな自身につながる事と思います。
おむつの購入時の注意点
成長と共に購入していく種類やサイズが変わるおむつに関して、購入時の注意点があります。
・極端なまとめ買いをしない
安く売っているお店を見つけたり、セールに出会ったりすると、まとめて買い置きしたくなりますよね。 おむつに関しては、お子さんの成長の度合いによって使う期間が決まり、サイズも変更しますので、それを本当に使い切れるのかを自問自答してみることをおすすめします。 特に新生児用のサイズは、使いまわせる期間が少なく、お子さんの成長も早いので、使い切る直前に判断していきましょう。 育児で忙しく、なかなか買い出しに出れない場合には、amazonファミリーというサービスを利用すると、価格も15%割引で、送料無料で届けてくれるのでおすすめです。
・サイズを飛び級しない
新生児用からSサイズや、MサイズからLサイズなど、各サイズは少しずつ使用できる適用体重が重なっています。
お子さんの体系などにもよりますが、場合によってはサイズを1つ飛び越えて買うこともできます。セールの際にそのサイズをまとめて購入した方が安いとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。 ただ、サイズが大きくなるにつれて、おむつ1枚に使用する原材料などの量も増えますので、1枚あたりの値段は上がっていきます。 お子さんが小さいうちは、膀胱の発達もまだ未熟なので、1日のおむつ交換の回数は多くなります。
コスト的な意味も含めて、お子さんに合ったものを選んでいきましょう。
まとめ
おむつのサイズは、それぞれ適用体重が設定されているので、これを基準にして選ぶことが出来ます。 しかし、お子さんの成長の度合いや個人差によっては、柔軟に対応していく必要がありますので、お子さんの様子を観察して最適なものを選んでいきましょう。 お子さんのおむつを変えるということは、また一つ大きくなったということですので、成長の喜びを家族で分かち合っていきましょうね。 ではでは。
お友達になってね