こんにちわ、のんちゃんです。
「うんとこしょ、どっこいしょ!」
みんなで掛け声を合わせて引っこ抜くおおきなかぶ、ホント楽しい絵本ですよね!
個人的に見ても面白いですが、たくさんの子ども達と一緒に見るとさらに楽しさが倍増するのがこの絵本のスゴいところです。
そんな昔から読まれている名作絵本、おおきなかぶの魅力をご紹介します。
おおきなかぶを抜く時の一体感がたまらない!
物語はかなりシンプルで、簡単に言うと「みんなで苦労してでかいかぶを引っこ抜く!!」それだけですw

序盤からおじいさん、ありえないデカさのかぶをこさえます。

自分で引っ張っても当然のごとく全く抜ける気配がありません。
おじいさんかなりアグレッシブな角度まで攻めていますが、綱引きレベルの引きでもびくともしません。

そこでおじいさん、愛妻のおばあさんにたまらずにヘルプを出します。
おばあさんもまたおじいさんの腰をいたわらずにものすごい勢いで引っ張ります。
でもかぶは抜けず。

おばあさん、さらなる家にヘルプを頼みます。
今度は孫(おそらく両親は共働きなのでしょう)です。
若さもあいまってかなり力がプラスされましたが抜けず。

孫からはついにヘルプが動物まで及びますw
おばあさん、まご、各種動物達が総動員でかぶの収穫にあたります。
とまあシュールなようですが、子ども達はこのお話大好きです!
おおきなかぶの最大の楽しさは、みんなでかぶを引っ張る時の一体感です。
「うんとこしょ、どっこいしょ!」と何度も繰り返していると、子ども達も自然と一緒に掛け声を合わせてきます。
「おじいさん達大変みたいだからみんなで力を貸してね」
「おばあさん腰が痛いからみんな応援してあげて!」
なんて声をかけたら、子ども達はもう顔を真っ赤にしておおきな声で渾身の「うんとこしょ、どっこいしょ!」をしてくれます。
最初はおじいさんだけだったのが、どんどん仲間が増えてきてまさに抜けそうになってくる演出も最高です!
どんどん子ども達はボルテージが上がってきて、後半は肩で息をしながらうんとこしょしてる子も出てきます、ホント一生懸命w
クライマックス、かぶが抜けるタイミングをどう劇的にお話するかで、また楽しさは増してしますね〜
身振り手振りをつけても楽しい
僕が子ども達と読むときは、かぶを抜く臨場感を感じてもらうために、絵本自体を左右に動かして見せたりしています。
さらに、かぶを引っ張るときに見ている子ども達を参加させるのも面白いですよ。
本来参加していないのに「たけしくんがみほちゃんをひっぱって、みほちゃんがおばあさんをひっぱって…」など子ども達を実際に参加させることで、またひと盛り上がりです♪
その時は実際に僕の服を引っ張ってもらって、みんなでかぶを抜くようにして盛り上げていきます。

「これだけおおきなかぶだから、みんなに手伝ってもらわないと抜けないよ~」と気弱な先生を演じてみるのもまた楽しいですよ♪
まとめ
おおきなかぶはかぶを抜く目的のためにみんなで一体になる楽しさが魅力です。
たくさんの子ども達が参加できるので、人数が増えるたびに楽しさが倍増のスゴい絵本ですよ。
クラス単位だけでなく、保育園全体でも楽しめるホント名作です♪ぜひご覧になってくださいね。
ではでは。
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